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新しい年を迎えまして

先ず、能登半島地震で被災された皆様に、お見舞い申し上げます。

一日も早い復興をお祈りいたします。

お正月にお友達とサイクリングをした帰りに、コンビニでぐらっときました。

サイクリングで寄った神社でお参り、帰りに木の実が肩にこつんと落ちてきて、

気を引き締めよと言われた気がしました、その90分後に揺れました。

愛知県は何とも無いのですが、能登半島があんなことになってしまっていました。

甚大な出来事、予感、思い、それらは無関係でないような気もします。


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歳を重ねて目見見える物より、感覚と心の領域が進んでいる気がします。

それは仕事に対しても同じです。



越えられない壁

良い音とは何か、本当の音とは何か?

それもまた考えていますが、感覚は限界を感じています。

日本人ですので、和や味覚で考えると分かりやすいので、例えてみます。


チョコレートに抹茶などが入っていると和を感じる、

しかし、お茶に砂糖を入れて飲んでも和を感じない。

一部の外人さんはお茶に砂糖を入れて飲みます。コーヒーや紅茶のように。

外人さんにその違いをどう説明するのか、理解できるのか?

同じく、ピアノの音でやって良いこと悪いこと、外れていること、

これは西洋の文化圏で生まれた人しかきっと神髄は理解できません。

どこまで近づけるのか、日本に染まったままで良いのか。


真髄は理解できなくても、さらなる奥行きがあります。

高くなくても思い出に残るおいしいレストランは心を感じます。

滅多にありませんが、一度食べたら忘れられなくなります。

余り外食しませんが、今まで数件あったでしょうか。

ピアノ調律、調整もそれはありえると思っています。


普及を最優先したピアノの文化は熟成を迎えています。

ここ数年、肌で少しずつお客様の感覚が変わってきているのを感じます。

良いと言われる物に従う、から自発的な良い物の本質を感じるに。

色々考えを巡らせても、最後は人と人との感覚の重なりと思います。

思い出に残るレストランの味のように。

突飛なことは無くても、緩やかな大きな流れの変化を感じています。


僕も、お客様も、世間の風潮も、お茶に砂糖を入れるような事にはならなく、

10年体でかかるでしょうが、大きな流れで正しい方向に向かっているような気がします。


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今年もお世話になりました

今年もお世話になりました。

時間が経つのは早い物で、もう年末です。

ご依頼くださったお客様、お世話になった方々、心より感謝いたしております。

仕事の面では、今までの熟成が進んだというか、まとめる総合力が上がってきていると思います。

難しいピアノと認識しているヤマハUXシリーズでなっとくの行く結果が出たのが印象深いです。

お客様が、ラフマニノフの鐘を弾いた時にこれだと思いました。

グランド並みのダイナミックさを求めた結果ピアノが叫んでしまい、何とか音色を抑え込んでいましたが、

逆に自然に開放することで、心置きなく楽しめるピアノに変わりましたが、

バンバンに弾かれる、グランドピアノが買いたくても事情で買えない方向きのピアノです。

苦しく叫ぶ理由を何度も探して、何年もかけて通わせていただきやっと出た結果です。

神経質な方、音の反射が鋭いお部屋の設置は向かないピアノです。


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ピアノを自分で制御してコントロールするという考え方から、

ピアノが音を出したがっている、もしくは不具合を感じているところを直してあげる、

出てくる音色はピアノの個性に任せる、そのように考え方が変わってきました。

直感が大事となり、集中力が上がりましたが、その分集中力が切れた時に物忘れが激しくなりました。


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趣味は充実しました。

新しく迎え入れたクロモリの自転車は一生の相棒となることでしょう。

また、やっと時計が安定して動かせるようになりました。

まだ不動の時計を6割ほど生き返らせる程度ですが、直した時計は動き続けます。


大きな変化はありませんでしたが、良い年になりました。

皆様も良いお年を迎えれますように。

来年もよろしくお願い致します。






過去の仕事を見て

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久しぶりにお客様宅にて ヤマハL102を拝見させていただきました。

当時の私は今とピアノへの考え方が違い、受け止める考え方というより、現状を克服するような仕上がりでした。

小さなピアノに貫録を持たせ、ペラペラなタッチにはコシを持たせ、浅い音色は深い音色を持たせようとしていました。

大きいピアノみたいに思い込んでいると、小さなピアノの断片が見え、

深い音色だと思うと、音量が小さい。

コシノあるタッチだと思い込んでいると、鍵盤の短さを感じる場面もある。

単純で簡単なピアノではなく、複雑で考えさせるピアノ

何もそこまで頑張らなくても、浅い音は浅い音の良さがあり、

ペラペラなタッチはそれなりに反応を楽しめると今は思っています。


丁寧に仕事をしてもピアノはが頑なに今の自分に克服させてくれません。

今の私より当時の方が確かに気合は入っていました。

今の自分では、このピアノを良くする隙がこのピアノにはありません。


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幸いお客様は気に入ってくださり、

使用者はこのピアノが基準となります。

他にはない個性のピアノ、

ヤマハのようでヤマハでなく、小さいピアノなのにスケールが大きな部分もあり、

毎日ピアノを触っている自分自身としては現在戸惑いを感じる部分もありました。

何が普通で、何が普通でないのか、



10台くらいレール加工をしたでしょうか?

国産の渋い硬い音が嫌で、アルミのハンマーレールを刻んで木製レールを追加しました。

手間がかかるので今はやっていませんが、ピアノの構造の勉強に大変なりました。

ご使用のお客様にはご理解を頂き感謝しています。


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ホームページを更新いたしました。


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ご無沙汰しております、

今日はホームページの話をさせていただきます。

独立して十数年、独立当時に作ったホームページを更新いたしました。

現在はスマホでの閲覧が多く、スマホ用に改装しようとも思いましたが、

歴史あるホームページもいいかなと当時のものを引き継ぎました。

音楽教室のページを削除させていただきました。

長年ご利用掲載していただきました先生方々、まことにお世話になりました。

検索サイトが現在は多く、役目は終わったと認識しています。

また、リンクをお願い致しましたホームページの管理者様、

リンクのお願いを引き受けて下さり、誠に感謝しています。

そして、インタビュー記事を載せさせていただいた皆様、長い間ありがとうございました。

時代が変わっていくので、当時と今では記事を掲載された内容と変わってきている部分もあると思います。

10年以上掲載すれば、こちらも役目は果たしたと思っています。

現在はシンプルに、目的に到達するのが最優先というネット環境と感じ、

よりシンプルに、簡潔にいたしました。

立ち上げた当時は遊び心満載で、楽しんでいた記憶があり懐かしく思います。

その部分はブログにて役目をたしていこうと思っています。

ある調律師の趣味のブログを開設いたしました。

開設当時も現在も大切なことは、どのような人間が運営しているのか知ってただきたいことです。

無味乾燥なものは昔も今も必要とはされません。

なんだかんだと、古いデザインのホームページが気に入っています。

これからもオールドホームページで頑張っていこうと思います。


ピアノを安く手に入れたい、安い調律をしてくれる人を探している

ピアノを安く手に入れたい、安い調律をしてくれる人を探している

皆様そう思われているのかもしれません、また、ピアノ購入の際にご相談も受けます。

安くしなければならない理由で結果が変わってくると思っています。

安直に得をしたい、儲けたったという快感を得たい場合は、罠も多くあります。

いろいろな業者がいて、安い値段で釣って、大きく儲けることを考える人もいます。

要はお金だけ考えるなら、お金だけしか考えない業者と巡り合えます。


それなら高いお金を払えば、最高な業者が来るのか、最高なピアノが来るのか?それも違う気がします。

バブリーな拝金主義です。

最高な物、高い物には価値がある、自分の感覚を使わず値段で価値を測る。

高いピアノを買っても、高額な修理をしてもピアノは上手になりません。

それほど高額でないピアノでも、そのピアノを使い切って、足りないところも分かり切ってステップアップするなら分かります。

回りまわって、上手なピアニストはピアノを選びません、なんだって弾きますし、

ピアニストの自宅のピアノはポンコツが常です、過度の練習でピアノがガタガタです。

タクシーの運転手が高級車でないと運転できないなんて言わないですね、仕事ですから。

それと同じです。



買い物のセンス、それに尽きます、感覚で言いますと20人に1人ほどセンスのいい方はいます。

まずは自分を考える、何が必要でどれほどの物が必要か、

そして調べる、お金を使わないなら調べる手間をかけます。

自分を考える際、調べる際もセンスが問われます、調べ抜いて損をする方の方が多いです。

マイナス思考や、臆病もうまく行かず、素朴な直観でしょうか。

買い物上手な方は、生き方も上手で買い物一つでその人の性格や生活の姿勢さえ影響されます。

マイナス思考なら、上手に買えても不満はきっと残るでしょうし、

プラス思考なら得をした買い物でなくても、ピアノを弾ける喜びを感じられます。


調律師も技術はお客様を満足させる手段であって、

たとえ尽くしても満足していただけない場合もあり、

逆に口がうまかったならお客様はそれで満足する場合もある。

相談を受ける、作業を施す側もセンスは問われます

私自身は両方ともその20人に入ってはいないと思っています。




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ノブ

Author:ノブ
こんにちは、ピアノの調律師の谷口です。ピアノの関する情報と、イタリア音楽など関するホームページを作っています。ぜひ立ち寄ってください。

10.10.2011~