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ホームページを更新いたしました。


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ご無沙汰しております、

今日はホームページの話をさせていただきます。

独立して十数年、独立当時に作ったホームページを更新いたしました。

現在はスマホでの閲覧が多く、スマホ用に改装しようとも思いましたが、

歴史あるホームページもいいかなと当時のものを引き継ぎました。

音楽教室のページを削除させていただきました。

長年ご利用掲載していただきました先生方々、まことにお世話になりました。

検索サイトが現在は多く、役目は終わったと認識しています。

また、リンクをお願い致しましたホームページの管理者様、

リンクのお願いを引き受けて下さり、誠に感謝しています。

そして、インタビュー記事を載せさせていただいた皆様、長い間ありがとうございました。

時代が変わっていくので、当時と今では記事を掲載された内容と変わってきている部分もあると思います。

10年以上掲載すれば、こちらも役目は果たしたと思っています。

現在はシンプルに、目的に到達するのが最優先というネット環境と感じ、

よりシンプルに、簡潔にいたしました。

立ち上げた当時は遊び心満載で、楽しんでいた記憶があり懐かしく思います。

その部分はブログにて役目をたしていこうと思っています。

ある調律師の趣味のブログを開設いたしました。

開設当時も現在も大切なことは、どのような人間が運営しているのか知ってただきたいことです。

無味乾燥なものは昔も今も必要とはされません。

なんだかんだと、古いデザインのホームページが気に入っています。

これからもオールドホームページで頑張っていこうと思います。


ピアノを安く手に入れたい、安い調律をしてくれる人を探している

ピアノを安く手に入れたい、安い調律をしてくれる人を探している

皆様そう思われているのかもしれません、また、ピアノ購入の際にご相談も受けます。

安くしなければならない理由で結果が変わってくると思っています。

安直に得をしたい、儲けたったという快感を得たい場合は、罠も多くあります。

いろいろな業者がいて、安い値段で釣って、大きく儲けることを考える人もいます。

要はお金だけ考えるなら、お金だけしか考えない業者と巡り合えます。


それなら高いお金を払えば、最高な業者が来るのか、最高なピアノが来るのか?それも違う気がします。

バブリーな拝金主義です。

最高な物、高い物には価値がある、自分の感覚を使わず値段で価値を測る。

高いピアノを買っても、高額な修理をしてもピアノは上手になりません。

それほど高額でないピアノでも、そのピアノを使い切って、足りないところも分かり切ってステップアップするなら分かります。

回りまわって、上手なピアニストはピアノを選びません、なんだって弾きますし、

ピアニストの自宅のピアノはポンコツが常です、過度の練習でピアノがガタガタです。

タクシーの運転手が高級車でないと運転できないなんて言わないですね、仕事ですから。

それと同じです。



買い物のセンス、それに尽きます、感覚で言いますと20人に1人ほどセンスのいい方はいます。

まずは自分を考える、何が必要でどれほどの物が必要か、

そして調べる、お金を使わないなら調べる手間をかけます。

自分を考える際、調べる際もセンスが問われます、調べ抜いて損をする方の方が多いです。

マイナス思考や、臆病もうまく行かず、素朴な直観でしょうか。

買い物上手な方は、生き方も上手で買い物一つでその人の性格や生活の姿勢さえ影響されます。

マイナス思考なら、上手に買えても不満はきっと残るでしょうし、

プラス思考なら得をした買い物でなくても、ピアノを弾ける喜びを感じられます。


調律師も技術はお客様を満足させる手段であって、

たとえ尽くしても満足していただけない場合もあり、

逆に口がうまかったならお客様はそれで満足する場合もある。

相談を受ける、作業を施す側もセンスは問われます

私自身は両方ともその20人に入ってはいないと思っています。




グランフィールについて思ったこと。

グランフィールについて思ったこと。

新しい機構、技術の挑戦は素晴らしいことだと思います。

先日グランフィールを拝見する機会がございました。

装着が非常に大変な機構だと思いました、ご苦労様です


グランフィールという名前から、アップライトピアノがグランドピアノに変わるのではないかという疑問ですが。

色々なご意見はあると思いますが、私はそれは違うと思いました。

グランフィールはアップライトピアノ連打補助装置に見えました。


そもそもグランドピアノとアップライトピアノの違いについては弾いてご本人が感じるのが一番だと思います。

アップライトピアノが一概に劣っているとも言えない側面があります。

音の出方で言えばパイプオルガンのパイプは縦に配置され、音が上に抜けるという意味では、

アップライトピアノは弦が垂直に張ってあり自然です。

壁にくっつけて家具のように楽器を配置するアップライトピアノは、後ろから音が出る構造上不自然ですが。

グランドピアノは床とピアノ本体に隙間が空いています、そこから音がお部屋に広がります。


タッチの機構面はグランドピアノは下から上にハンマーが叩くので、常にハンマーは下に戻りたがります。

それを利用して小さい入力でも反応したり バネをハンマーが叩く方に弾ませて入力を助けたりできます。

アップライトピアノは前後方向にハンマーが動きます。

重力はハンマーが戻ろうとする動作に作用せず、バネは全て戻るほうに作用させます。

グランフィールはハンマーが叩く瞬間にに入力をカットする機構の補助装置です。

何故ピアノはハンマーが弦をたたく瞬間に指からの入力をカットするかと言いますと、

太鼓イメージしますと、バチを押し切ったら皮にバチが当たったままの状態になります。

太鼓もバチをたたいたはずみで戻しますね、当たる瞬間はバチに力は入れません

グランフィールは簡単に言えば、次の叩く姿勢を作る動作を補助する装置です。


どの様な方にお勧めかと言いますと、

アップライトピアノで少しでも速弾きの補助をしてほしい方、アップライトの機構の中で最速となります。

ハンマーがすり切れたり、構造上の問題でペラペラなタッチの方、

グランフィールの構造上タッチが重くなります。

筋力という意味では指の練習にもなるかもしれません。


グランフィールもナイトトーンもサイレントも日本人の考えた機構だなぁと思いました。

琴や三味線をドイツ人が改良したら全く違う発想で面白いかもしれません。

日本人が考えて日本人が使うのですからいいじゃないですか。


ある調律師の趣味のブログも始めました。

ご無沙汰しております。

ある調律師の趣味のブログも始めました。

趣味といいましても、調律の仕事とつながりがあると思っており、

真剣に行っています。

お暇つぶしにお越しください、横のリンクより訪問できます。

もしくはこちらよりよろしくお願い致します。

http://outletpiano.blog.fc2.com/blog-category-8.html



よろしくお願い致します

あけましておめでとうございます。


皆様あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました、本年もどうぞよろしくお願い致します。



他人様に誇れる肩書も、技術もございませんが、

ご依頼頂いたお客様のピアノが少しでも綺麗な音を奏でてくれれば、

それが一番の幸せです。


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2番目の幸せは、時計の修理が出来たこと、一生の趣味として楽しんでおります。

3番目の幸せは自転車に乗ること、今年は冬も乗って怠けないようにしたいと思います。


ピアノの話に戻りますが、

仕事を独立してからそれなりに技術も進化しています、最近はお客様の反応が楽しいです。

そして、50歳を越えて痛感すること、今になって思う事があります。


最近テレビで、日本に文化や技術を学びに来る外国人の方の番組をよく見ます。

あいさつ、しきたり、作法、そして技術。

半分技術で、半分は精神なのかなぁという気がします。

日本の心を分かってほしい、繊細な心配りそれを世界に広めてほしいと。


それを自分に当てはめてみます。

20~30代に海外で調律師をさせていただきました。

現地の伝統文化を守るとか、尊重するとか、

現地の文化を理解して寄り添う気持ちが自分にあったのだろうかと。

もしその気持ちがあれば、全く違う結果となっただろうと今頃になって思っています。

当時の自分の気持ち的には、度胸試し、挑戦、そんな気持ちが蘇ります。

当時は全く現地の文化を尊重する、寄り添う、理解しようとする心がけは持てませんでした。

自分を認めてほしいと思うなら、相手も認めて尊重するべきです。

当たり前のことが分かっていませんでした。


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日本でピアノが作られて100年は経っています、もう日本の文化だと言ってもいいかもしれません。

それでも外国の音楽を、クラッシックは行っている。

そして音色やピアノの性能もそれを追い求めている。


日本に来る外国人には日本の心を理解しろと私たちは求めるのに、

ともすれば日本人の感覚を優先して、現地の伝統文化に本当に寄りそう気持ちが持てない。

多分、それぞれ西洋圏の方は、音楽の枠を超えて文化を理解してほしい、

遠く離れた東の国でもその心を組んでほしいと思っていると思います。

私たちは現地の文化を本当に理解はできない、

それは日本の文化心の神髄は外国の方には理解しづらいだろう思う事と同じです。

しかし寄り添う気持ちが大切だと思います。

日本の音楽、文化を行うならそのままが一番自然です。

しかし、100年勉強しようが本家がヨーロッパにある以上本物はそこにあるのです。

それは日本に移ることも無く、そこを忘れてはなりません。


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本家の気持ちの寄り添って、尊重して、

東洋人の感覚で文化をより発展をするなら、それはあり得るだろうと、

それが、これからの世代の方がすることなのだろうとも思います。

テレビで見る、仏道にすべてを捨てて入信する外国人のように。

一度同じ立場に立てて、それから外国人の感性が活かされるだろうと。


私はそんな器もなく、先頭を走る偉大な調律師でもありません。

私なりに与えられた、世間の用途に従ってコツコツ努力をしてまいります。

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ノブ

Author:ノブ
こんにちは、ピアノの調律師の谷口です。ピアノの関する情報と、イタリア音楽など関するホームページを作っています。ぜひ立ち寄ってください。

10.10.2011~